こんにちは!

私は新卒で住宅営業職として入社してから、3回転職をし、現在はCMでもおなじみの某プライム上場SaaS企業で、マーケティングと連携しながらバリバリ(でもスマートに)働いている、1児のパパです。
20代なので、おそらくこの年代にしてはかなり転職をしているほうだと思います。

突然ですが、あなたは今、こんな悩みを抱えていませんか?

  • 「休日も電話が来たり、電話が鳴っていないのに着信音が頭の中で聞こえる」
  • 「実績が足りていないと精神論で詰められる」
  • 「有休が取りにくい、定時になったけど帰りにくい」

はい、これ全部、かつての僕です。

実は私、新卒で大手住宅メーカーに入り、そこから通信建設ベンチャー、人材メガベンチャーを経て、今のSaaS企業に辿り着きました。

いわば、「泥臭いドブ板営業」から「最先端のThe Model型営業」まで、営業の酸いも甘いも全て味わい尽くしてきた人間です。さらに人材業界にもいたので、転職エージェントが何を考えているのか、その「裏側」も知っています。

今日は、そんな私が「なぜ泥臭い営業マンこそSaaSを目指すべきなのか」、失敗談も含めて赤裸々に語ります。
居酒屋で先輩の話を聞くつもりで、リラックスして読んでください。

新卒入社した住宅メーカーで味わった「地獄」

僕のキャリアのスタートは、皆さんもよく知る大手住宅メーカーでした。
配属されたのは住宅展示場。「注文住宅の営業職」として、モデルハウスに来たお客様を接客し、契約をいただく仕事です。

入社当初は「やってやるぞ!」と燃えていました。全国の同期の中でも自分はできるほうだと意気込んでいました。でも、現場に出た瞬間、その自信は粉々に砕かれました。

「お客様」より「ボーナス」を見ている先輩たち

1年4ヶ月で退職したのですが、正直、この期間は地獄でした。
当時の営業現場は、完全なる「成果主義」という名の「個人商店の集まり」。

一番衝撃だったのは、先輩たちがお客様の幸せよりも、自分のボーナスのことばかり考えていたことです。
この業界、売れば売るほどボーナスの「料率」が跳ね上がる仕組みなんですよね。
「今月契約すれば俺のボーナスが〇〇%上がるから、なんとしてでも判子を押させろ!」みたいな空気が蔓延していました。

対面のお客様にいきなり「年収はおいくらですか?」と聞かなければならないハードルの高さ。
売れなければオフィスでの居場所はなく、先輩からの無言の圧力がすごい。「飛び込み営業してこい!」という指示こそ減っていましたが、精神的には「THE・昭和の体育会系」でした。

今思えば、あの環境でメンタルを削り続けていたら、今の幸せな家庭生活はなかったと思います。


【失敗談】「逃げの転職」で年収激減、キャリアの迷走

ここ、めちゃくちゃ重要なポイントです。
住宅営業が辛すぎて、僕は「逃げるように」2社目のベンチャー企業(通信建設系)に転職してしまいました。

これが大失敗でした。

「ベンチャーで実力を試したい!」なんて聞こえのいいことを言っていましたが、実際はただ今の環境から逃げ出したかっただけ。 結果どうなったか?

  • 年収が大幅ダウン
  • 「自称ベンチャー」で、仕組みも何もない
  • 将来の不安から、結婚や家庭を持つビジョンが見えない

ちょうどコロナ禍が直撃したこともあり、「ここで働き続けても家族を養えない」と痛感しました。
「会社選びを間違えると、キャリアも年収も一瞬で崩れ去る」。これを身を持って体験したのが20代半ばです。
皆さんは、勢いだけで転職しないでくださいね(笑)。


人材業界で学んだ「営業の科学」と「エージェントの裏側」

その後、3社目として大手人材会社に入社しました。
ここで僕の営業人生は大きく変わります。

精神論から「The Model(ザ・モデル)」へ

ここで初めて、SaaS的な営業手法(インサイドセールス)に出会いました。
今まで「気合いで取ってこい!」と言われていたアポイントが、ここでは数式で語られていたんです。

  • 受注数 = 有効商談数 × 受注率
  • 商談数 = 架電数 × 通電率 × アポ獲得率

「あ、営業って科学できるんだ」と感動しました。
自分の通話録音を聞き直し、「なぜ切れられたのか?」「どのトークが刺さったのか?」を定性的・定量的に分析する。
根性論ではなく、ロジックで売上を作る面白さを知ったのはこの時です。


そして現在。SaaS営業で手に入れた「人間らしい生活」

人材会社での経験を経て、現在は「バックオフィス・フロントオフィス業務を効率化する上場SaaS企業」で働いています。

以前のような気合いではなく、ワークライフバランスが整っており、精神的にも経済的にも安定してきました。

1. 「売るための仕組み」が完成している

SaaS業界、特に今の会社のような「The Model型」の組織では、マーケティング・インサイドセールス・フィールドセールスが完全に分業されています。

「リストがないから自分で探せ!」なんてことはありません。
マーケティング部隊が獲得した「興味のあるお客様」のデータが、自動的に僕の手元に来ます。

2. 年収と働き方の両立

3社目で営業スキルを「科学」したおかげで、今の会社ではしっかり成果を出せています。
年収も人材会社時代から100万円近くアップし、現在は余裕を持って家族を養えています。

何より嬉しいのが「休みが取れる」こと。
土日祝休みは当たり前。有給を取るのに嫌味を言われることもありません。

埼玉の自宅でリモートワークをしながら、1歳の子供の成長を見守れる。
住宅営業時代、展示場で死んだ魚のような目をしていた自分に教えてあげたいです。「未来は明るいぞ」と。

まとめ:泥臭い経験こそ、SaaSで輝く武器になる

ここまで読んで、「SaaSってITだし、スマートな人しか無理なんじゃない?」と思った方。 意外と逆です。

僕のように、「電話でガチャ切りされる痛みがわかる」「数字を作るプレッシャーに耐えた経験がある」という泥臭い営業経験者こそ、SaaS業界では重宝されます。

なぜなら、SaaSの整った仕組み(ツールやデータ)という「武器」を渡された時、基礎体力がある人間は最強のパフォーマンスを発揮するからです。

  • 今の営業スタイルに限界を感じている
  • もっとロジカルに、でも熱量を持って働きたい
  • 家族との時間も、年収も諦めたくない

もし一つでも当てはまるなら、SaaS業界への転職を検討するのも一つの選択肢だと思います。
かつて転職に失敗した僕ですが、「どの業界(Market)」「どう働くか(Method)」を変えるだけで、人生は劇的に好転しました。

営業職で働いている人はみんなチャンスがある業界です。
今の環境ではなく、Saas業界にチャレンジしたい、Saasの営業職ってどんな働き方をしているのか、など実際に働いている自分だからこそ話せることがあると思っています。

このブログでは、Saas企業の内部で働くリアルな現場の雰囲気や実態、自分自身の転職体験談など、Saas営業の転職を検討している方にためになる記事を作成していきますので、次回もお楽しみに!