こんにちは。
元・住宅営業マンで、現在はCMでもおなじみの某大手SaaS企業でインサイドセールスをしている「私」です。

突然ですが、今の営業スタイルにこんな悩みはありませんか?

  • 「売れた時はいいけど、売れない時はボーナスが減るから不安…」
  • 「お客様の都合に合わせて、土日祝日も電話や商談…」
  • 「身だしなみや付き合いでの出費がかさみ、意外とお金が残らない…」

これ、かつての私です。

私はこれまで、新卒で大手住宅メーカー(BtoC・有形)通信系ベンチャー(BtoB・無形)人材大手(BtoB・無形)と渡り歩き、現在は4社目のSaaS企業にいます。

結論から言うと、SaaS営業に転職して年収は約100万円上がりました。 でも、本当に伝えたかったのは「額面が増えた」こと以上に、「生活の質」と「手元に残るお金」が劇的に変わったという事実です。

今日は、元・人材業界出身の視点も交えながら、SaaS営業の「お金」と「生活」のリアルを包み隠さずお話しします。

1. SaaS営業で年収は上がるのか?【インセンティブの罠】

まず、皆さんが一番気になるお金の話から。「SaaSって儲かるの?」という疑問に対する私の答えは、「トッププレイヤーの爆発力は劣るが、平均点は高く、安定して稼げる」です。

私の年収推移をざっくり言うと、新卒の大手住宅メーカー時代はそれなりに高かったものの、2社目のベンチャーでガクッと下がり、3社目の人材系で持ち直し、今の4社目でさらに100万円アップして約600万円になりました。

「属人性の狩猟」か「再現性の農耕」か

不動産や保険、そして私がいた住宅営業の世界は、いわば「狩猟型」です。
売れば売った分だけ青天井でインセンティブが入りますが、売れなければ悲惨。
ハイパフォーマーとローパフォーマーの年収格差が凄まじいのが特徴です。

一方でSaaS営業は、「再現性(誰がやっても売れる仕組み)」を重視します。
プロダクト自体の力が強いため、個人の腕力だけに頼る必要がありません。

会社としても「チーム全体の生産性」を高めることに投資するため、極端に売れない人が生まれにくく、チーム全員の平均年収が高くなる傾向があります。
私がいた人材業界の視点で見ても、SaaS企業は「基本給のベース」が高く設定されており、ボーナスの変動幅も安定しているのが魅力です。

2. 意外な盲点!「見えない経費」が消えて、可処分所得が爆増した

額面の年収も上がりましたが、それ以上に衝撃だったのが「出ていくお金(見えないコスト)」の減少です。
1社目と2社目の営業時代、私はこんなものにお金を使っていました。

  • 高級ボールペンなどの仕事に使う備品: 契約書にサインをもらうためだけに、何万円もするモンブランのボールペンを購入。
  • スーツとクリーニング代: 夏場に汗だくになったスーツのクリーニング代、革靴のメンテナンス代。
  • ストレス解消: こまめに買うお菓子。ストレス発散や会社の飲み会など。

これがSaaS業界に来てどうなったか?

  • 服装: 基本リモート、出社しても私服OK(ユニクロで十分)。
  • 道具: 特になし。仕事効率化のガジェットを趣味で買う。
  • クリーニング代: ほぼゼロ。

年収の額面以上に、これら「仕事をするための維持費」がなくなったことで、手元に残るお金(可処分所得)は体感値としてかなり増えました。
これは転職前には気づかなかった大きなメリットです。

3. 「土日休み」がもたらす家族との時間という資産

次に「時間」の話です。 住宅営業時代は、お客様が休みの土日祝日が「かき入れ時」。休日に休むなんて言語道断でした。

しかしSaaSは基本的に「BtoB(法人相手)」のビジネスです。お客様も土日は休みなので、当然私たちも土日祝日は完全にお休みになります。

子供の成長を見逃さない

私には0歳の子供がいますが、もし今も住宅営業を続けていたら、週末の家族イベントには参加できず、子供の成長を妻に任せきりにしていたでしょう。

  • 残業時間: 以前は月45時間以上が当たり前でしたが、今は繁忙期でも30時間以内。しかも1分単位で残業代が出ます(サービス残業なし)。
  • リモートワーク: 自宅で仕事ができるので、通勤時間が浮き、その分を家事や育児に回せます。

「家族との時間」はお金では買えません。この変化は、既婚者やこれから家庭を持ちたい人にとっては、年収アップ以上に価値があるはずです。

4. 29歳・転職4回でも「市場価値」が上がる理由

最後にキャリアの話をさせてください。
私は29歳ですでに4社目。一般的に見れば「ジョブホッパー(転職回数が多い人)」として敬遠される経歴かもしれません。

それでも年収を上げ続けられているのは、今の会社で「The Model(ザ・モデル)」という最新の営業プロセスを経験しているからです。

SaaS業界では、マーケティング・インサイドセールス・フィールドセールス・カスタマーサクセスが分業し、科学的に売上を作る仕組み(The Model)が標準です。
この仕組みの中で実績を作ることは、現代の転職市場において非常に高い価値を持ちます。

例え今の会社の給料がトップクラスでなくとも、「SaaS営業の作法」を身につけておけば、将来的に外資系SaaSやメガベンチャーへさらに高年収で転職するパスポートになります。

まとめ:SaaS営業は「コスパ」と「将来性」が抜群に良い

正直な話、SaaS営業は「真面目にコツコツやる人が、安定して高年収とプライベートを両立できる」という点で、非常にコストパフォーマンスが良い職種だと感じています。

  • 年収: チーム戦なので平均点が高く、安定して上がる。
  • 経費: スーツ代や見栄の出費がなくなり、実質的な手取りが増える。
  • 時間: BtoBなので土日休み。残業も管理されている。
  • キャリア: 「The Model」の経験が、あなたの市場価値を高める。

もしあなたが今、「努力しているのに報われない」「家族との時間が取れない」と悩んでいるなら、一度SaaS業界という選択肢を覗いてみてください。
「根性論」から「科学的な営業」へフィールドを変えるだけで、見える景色はガラッと変わるはずです。